町民の不満爆発…プレミアム商品券1人で100万円以上購入!?　北海道長沼町【換金くん琴似店ブログ】

　空知の長沼町が、新型コロナウイルス対策として販売したプレミアム商品券をめぐり、町民から不満の声が上がっています。一部の町民がひとりで100万円以上購入していたというのです。
　お得で嬉しい「プレミアム商品券」のはずが…
　「大変不公平だなと…」（長沼町民）
　ひとりで100万円の大量購入、町内で不満が爆発しています。
　空知の長沼町で先月30日から販売された「プレミアム商品券」。
　1セット5000円で8000円の買い物ができて、町内130以上の店舗で使えますが、町民からは不満の声が…。
　「（1世帯）4セットまでというから、4セットしか買ってない。知る人ぞ知るで、うまい汁を吸った人が…」（長沼町民）
　長沼町は、この商品券がおよそ5000世帯の希望者に平等に行き渡るよう、1世帯4セットまでと上限を決めて販売しました。しかし、用意した2万2000セットに対して、初日に売れたのが、8414セットと予想より少なかったため、翌日に販売の上限を無くしました。
　この事実を十分に告知しておらず「不公平だ」と町民から不満が出ています。長沼町によりますと、ひとりで100万円以上の商品券を買う人も現れたというのです。
　プレミアム商品券をめぐっては札幌でも…
　「1人1冊ですよね？さっき3冊、2冊売ってましたよね？」（商品券を買いに来た客）
　店も客もひとり1冊のルールを守らなかったとして大きな問題となりました。
　16日の長沼町議会で、プレミアム商品券の販売方法が議題となり、齋藤良彦（さいとう・よしひこ）町長が、周知の仕方について「判断をあやまった部分があった」と陳謝しました。

町民の不満爆発…プレミアム商品券1人で100万円以上購入!?　北海道長沼町
初日の購入者にも失礼だし、たった一日で上限撤廃が周知されるわけが…。