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草なぎ剛とユースケ・サンタマリア、自由奔放な2人が『なぎスケ!』で生み出す“許し笑い合える空間”【換金くん琴似店ブログ】

 大熊英司アナウンサーが、6月いっぱいでテレビ朝日を退社。今後はフリーで活動することが発表されると、ネットを中心にある期待が高まった。それは、草なぎ剛とユースケ・サンタマリアによるネットバラエティ番組『なぎスケ!』(Amazon Prime)への出演だ。
 “なぎスケ“コンビと大熊アナの付き合いは、深夜番組「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)からで、2001年4月から2018年3月までの17年間も続いた。草なぎから名付けられたニックネーム「熊の助」から、番組HPで「熊の助日記」というブログを更新してきた大熊アナ。
 最後の記事には「今も、これで終わりのような気がしないのです。またどこかで、草なぎさん、ユースケさん、いや“なぎスケ“と一緒に仕事ができるんじゃないか。またどこかで、このスタッフ達と一緒に仕事ができるんじゃないか。そう思い続けていようと思います。そして、またその時に、みなさんにお目にかかれれば最高です」という結びも。たくさんの愛情に包まれて最終回を迎えたことが伝わってくるものだった。

 2019年12月より『なぎスケ!』が始まると、視聴者からは自由過ぎる“なぎスケ“をまとめてきた大熊アナの存在を懐かしむ声が上がったことも。確かに『なぎスケ!』は、「『ぷっ』すま」の雰囲気そのまま。東幹久をはじめとした「『ぷっ』すま」時代に親交を深めたメンバーもゲスト出演したり、“なぎスケ“をもタジタジにしてしまう江頭2:50も、番組がスタートして早々に駆けつけた。だからこそ、大熊アナとの再会に期待を寄せてしまうのも頷ける。
 出演者も、視聴者も、ゲストも、スタッフも、「『ぷっ』すま」を愛した人たちが集まり、相変わらず気ままな草なぎ剛とユースケ・サンタマリアを愛でる、それがネットで始まった『なぎスケ!』というコンテンツだ。番組趣旨は芸能界を猛スピードで駆け抜け、仕事ばかりしてきた2人が心の底から夢中になれるモノに出会うため、ゲストの趣味をきっかけに未知の分野にチャレンジしていくというもの。
 だが、“なぎスケ“のやることだ、台本通りになんて進むことは少ない。サバイバルゲームをすればユースケ・サンタマリアが「老眼で見えない!」と、本来の趣旨とは違うところでつまづき、彼らが刻んできた年輪を感じずにはいられない。東幹久と懐かしのゲームで遊んだ回では、草なぎが現在は生産終了してる「アスレチックランドゲーム」を通じて初恋の話が止まらない。小学生のころの記憶が鮮明になり「涙出てきそう」と目をうるませる。ちょっとしたことで涙腺が緩みがちになるのも、目の前の感動とつながる過去の思い出が増えたからこそ。
 「今までやってきたことをやっても変わるから、いいんじゃないですか? 新しいのを探すのも大事だと思うけど、別に今まで通り同じことやっても僕らだと変わっていけるんじゃないですか?」という草なぎの言葉から、改めて私たちが“楽しい“と感じるのは、“何をするか“よりも“誰とするか“なのかもしれないと思った。
 「『ぷっ』すま」スタート時には草なぎが20代、ユースケ・サンタマリアが30代だった。それが、今では2人とも40代後半に。最前線で活躍し続ける彼らにはずっと若いイメージがあるが、大人の男性としての哀愁も漂う年齢だ。加えて、年齢を重ねるごとに彼らの自由奔放っぷりには拍車がかかっていく。
 また、外出自粛生活が続いたことで、ゲームにすっかりハマり、収録日の集合時間に遅刻したというユースケ・サンタマリア。「今日『なぎスケ!』あるって知ってるわけでしょう? それダメだね! 遅刻ですよ!」と草なぎは注意しつつも、「まぁいいわ。すごい! 逆にちょっと尊敬しました」と笑ってしまうことで、ユースケ・サンタマリアの失態も笑いに変えてしまうのだ。
 おそらく、このやりとりは見る人によって様々な切り取られ方をされる可能性があると思った。ユースケ・サンタマリアの発言に「けしからん」という人もいるかもしれない。草なぎのツッコミに「それは無責任だ!」と怒る人もいるかもしれない。だが、そんな一部分の発言を抜き取って誹謗中傷する流れに、そろそろ疲れてきてはいないだろうか。
 ユースケ・サンタマリアが、草なぎと東幹久に向けてポロっとこんな風に言っていた。「厳しい世の中だから。足掻きながら、頑張りましょう」と。正解が一つに限定できない世の中で、こうした気を緩めることができるユートピアが、ちゃっかりと存在し続けてほしいと願うばかりだ。


草なぎ剛とユースケ・サンタマリア、自由奔放な2人が『なぎスケ!』で生み出す“許し笑い合える空間”
以前「裸でなにが~」事件後の番組冒頭、ユースケの「剛がやらかしましてね!」は逆手笑いにした最高峰。

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