街中の猫を撮影して図鑑化する地図アプリ「ロジねこ」~機械学習で「猫が住みやすい路地」を解析、AIで猫の種類判定も ほか【換金くん琴似店ブログ】
オープンデータによる地域課題解決をテーマとしてデータ整備や活用ツールに取り組むプロジェクト「アーバンデータチャレンジ(UDC)2019 with土木学会インフラデータチャレンジ2019」(主催:社会基盤情報流通推進協議会、公益社団法人土木学会、東京大学生産技術研究所、東京大学空間情報科学研究センター)のファイナルステージが3月14日、東京大学駒場第2キャンパスにて行われた。
■街中の猫を撮影して図鑑化する地図アプリ「ロジねこ」~機械学習で「猫が住みやすい路地」を解析、AIで猫の種類判定も・【銅賞】ロジねこ(ROJINECO PROJECT)
街中にいる猫を撮影して“ねこずかん”を作成できるウェブアプリ。機械学習により猫の住みやすい場所を解析するとともに、AIで日本猫の種類を判定することもできる。見つけた猫はTwitterに投稿することも可能だ。
同アプリでは、猫が住みやすい場所を、「道路が狭くて車が通れない、人が少ない昔ながらの街並み」であると考えて、国土数値情報をもとに幅員が3m未満の道路を抽出した“路地裏度”と、国土交通省土地総合情報システム(不動産取引価格情報取得API)とRESAS API(人口構成)を使って、平均築年数や人口増減を基準に算出した“ノスタルジー度”によって機械学習で判定する。なお、判定した結果が正しいかどうかを検証するため、実際に街に出て猫を探すフィールドワークも行った。また、日本猫の種類については、ディープラーニングにより、「白猫」「クロネコ」「サビ猫」「トラ猫」「ブチ猫」の6種類で判定する。さらに、猫は神社や寺、公園などによくいるので、神社と寺の情報15万件と、公園情報1万5000件を地図上に掲載している。なお、背景地図にはインクリメントP株式会社が提供する「MapFan API」の「RPG風」デザインを採用しており、親しみやすい地図画面となっている。
街中の猫を撮影して図鑑化する地図アプリ「ロジねこ」~機械学習で「猫が住みやすい路地」を解析、AIで猫の種類判定も ほか
ロジックと路地をかけたのね。。。