楽天 迷いない「超前進守備」で終盤しぶとく探った勝機【換金くん札幌本店ブログ】
◇パCSファーストS第2戦 楽天4―6ソフトバンク(2019年10月6日 ヤフオクD)
2点ビハインドの7回2死一、二塁の守備だった。ソフトバンクは二塁走者のデスパイネに代走・高田を送った。ワンヒットで3点差の局面で、楽天外野陣は定位置よりも8~9メートルも前に出た。
外野の頭を越えれば4点差となるが、平石監督は「2点差と3点差は全然違うし、3点も4点も変わらない。絶対に次の1点は取らせたくなかった」と勝負の一手を打った。8回1死二塁でも「超前進守備」を敷いた。2死となって森原は牧原に右前打を許したが、右翼手・ブラッシュは二塁手のすぐ後ろで捕球。二塁走者・明石は本塁突入を試みることさえできなかった。
2点差のまま迎えた9回は先頭・茂木が左前打。3、4、5番に一発が出れば、同点となる場面をつくった。結果は3者連続三振で届かなかったが、逆転で先勝した第1戦に続き、しぶとさを相手に印象付けた。「あの状況ではベストの選択」。指揮官は迷いなくそう答えた。
楽天 迷いない「超前進守備」で終盤しぶとく探った勝機
さすが平石監督、あの超前進守備はベストの選択です!今日もベストの選択で勝ち上がってほしいです!