各社、多様なビールで巻き返し=市場縮小の歯止め図る【換金くん清田区北野店ブログ】
“ビール大手5社の2017年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)出荷量が前年比2.6%減と、13年連続で過去最低となった。今年は値上げが予定され、業界を取り巻く環境は厳しさを増すが、各社は法改正で作れるようになる多様なビールの投入で、市場縮小に歯止めをかけたい考えだ。
今年4月に施行される改正酒税法では、ビールの定義見直しで原材料の範囲が広がり、果実やかつお節といったさまざまな素材を使えるようになる。アサヒビールは同月、ハーブを利用した新製品を発売する。キリンビールやサントリービールも個性的な原材料を使った製品を投入する計画で、「ビールの楽しさを知ってもらうチャンス」(キリンの布施孝之社長)と、改正法施行を歓迎する。
各社が個性的なビールを出す背景には、消費者の好みの多様化がある。ビール類が縮小を続ける一方、低価格で味もバラエティーに富んだ缶酎ハイの売り上げは伸び、17年は前年比10%増と2桁増えている。業界大手は「ビール離れが顕著と言われる若年層を取り込み、市場の起爆剤にしたい」と意気込む。
今春、サッポロビールを含む4社がたると瓶入り製品の値上げを予定しており、ビールの売れ行きに水を差す形となりかねない。ビール類の「付加価値向上」(アサヒの平野伸一社長)で反転攻勢に出られるか、業界には試練の年となりそうだ。 ”
各社、多様なビールで巻き返し=市場縮小の歯止め図る
たばこに続きまた増税とかになって伸び悩まなければいいのですがwww